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骨粗しょう症

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症画像

骨粗しょう症は、様々な原因で(主に加齢)骨の強度が低下してもろくなり、折れやすくなる疾患のことです。ご存知の通り、高齢化が進む現代社会において、骨粗しょう症の診断・予防・治療の重要度はより高くなっています。

骨の強度が低下する、とは?

骨の強度とは、骨量(骨密度)と骨質により成ります。
骨粗しょう症の方では、このどちらか、あるいはどちらもが低下しています。
女性に多い骨密度の低下ですが、これは女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が閉経期を境に低下してしまうためと言われています。エストロゲンには、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ作用があります(骨吸収の抑制)ので、このホルモン分泌の低下が骨密度を低下させてしまうのです。
女性ホルモン分泌の低下によるものだけでなく、他にも生活習慣の乱れ(偏食、運動不足、喫煙・多量の飲酒 など)や、疾病や投薬による副次的な骨粗しょう症(続発性骨粗しょう症)でも骨の強度は低下しますので、注意が必要です。

骨粗しょう症の検査

骨粗しょう症の検査として最も一般的なのが骨密度測定です。これはX線や超音波などを用いて測定するという検査で、様々な種類がありますが、その中でもDXA法がよく使われています。

DXA法とは骨折しやすい部位(主に腰椎と大腿骨)に微量のX線を照射して、その透過度をコンピュータが解析することで骨密度を測定するという方法になります。

当院では、専用の一室に現在最も信頼のおける米国Hologic社製のHorizon 骨密度測定装置を備えています。静かでリラックスできる環境で、より正確な骨粗しょう症の検査がおこなえます。

「いつのまにか骨折」ともCMで謳われていた、骨粗しょう症による脊椎の骨折についても、レントゲン装置や最新式高性能のMRI装置(CANON製、1.5テスラ)を用いて精密に検査いたします。

骨粗しょう症の予防・治療

骨の生活習慣病とも言われる骨粗しょう症の予防および治療では、生活習慣の改善と薬物療法が中心となります。

生活習慣の改善で大切なのは食事療法で、カルシウムや、カルシウムの吸収を促進するビタミンDを多く含む食品を摂取し、バランスの良い食事に努めていきましょう。
また骨に負荷をかけると骨量が維持され、骨折の予防にもなるといわれています。ご自身の状態に合った適切な運動も取り入れるようにしましょう(運動療法)。内容としては、そんなハードではない有酸素運動(1回30分程度のウォーキングやジョギング)で充分ですが、転倒防止の体幹を鍛えるトレーニングも併せるとより効果的といわれています。

当院では、理学療法士による生活指導、理学療法などを通じて骨粗しょう症の予防、治療を患者さんと一緒に進めてまいります。

薬物療法では、主に、骨の形成を促進させる薬(副甲状腺ホルモン(PTH)製剤、活性型ビタミンD3製剤 など)や骨吸収を抑制させる薬(ビスホスホネート製剤、SERM、カルシトニン製剤 など)などを使用して、予防・治療を行います。
今日の情勢を鑑みて、数多くの骨粗しょう症治療薬が日々開発されています。
最新の知見を見極めて、それぞれの患者さんに合った適切なお薬を処方するようにいたします。

骨粗しょう症の治療は基本的に長期間を要することが多いですが、入院・手術が必要な骨折のように、大きな合併症を起こしてしまう前に、根気よく続けていきましょう。多くの場合、検査結果の経過によっては年に4-5回の通院で済むようになります。

院長
北原聡太
診療内容
整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・小児整形外科
最寄駅
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住所
〒275-0012
千葉県習志野市本大久保3-9-24
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