PRP治療(再生医療)について
「今の治療で痛みが改善しない」
「手術しない治療法として、再生医療に興味があり、検討している」
そういった患者さんのため、このたびPRP療法を導入いたします。
治療対象の患者様
下肢
〈膝関節〉
- 変形性膝関節症
- 半月板損傷
- 膝靭帯損傷
- 膝蓋腱炎（ジャンパー膝）
- オスグッドシュラッター病
〈足関節〉
- 変形性足関節症
- アキレス腱炎
- 足関節靭帯損傷
- 足底腱膜炎
〈大腿部・下腿部〉
- 肉離れ（筋断裂・筋損傷）
上肢
〈肩関節〉
- 四十肩・五十肩
- 肩腱板損傷
- インピンジメント症候群
〈肘関節〉
- 上腕骨内側上顆炎（ゴルフ肘）
- 上腕骨外側上顆炎（テニス肘）
〈手関節〉
- 手関節の靭帯損傷
- 手根管症候群
- 腱鞘炎
脊椎
- 変形性腰椎症
- 変形性頚椎症
- 脊椎分離症
- 急性腰痛症
※その他の疾患でも適応可能な場合があります。
PRP治療(再生医療)とは
PRP(多血小板血漿)療法とは、患者さん自身の血液中の成分“血小板”に含まれる成長因子等のタンパク質の作用を利用した再生医療です。PRP中の成長因子等の作用により、疾患のある部位の細胞を活性化し、患者様自身の治癒能力を高めます。
変形性関節症などの変性疾患に特徴的な“慢性的な炎症状態”ではタンパク質や細胞の働きに異常をきたしており、PRP中の成長因子等の作用により改善を導くことが期待されています。
スポーツ活動を行っている方の“早期復帰”や“難治性の症状の改善”も導くことが期待されています。まだ新しい治療のため、保険診療としては認められておらず自費診療になりますが、採血当日治療を受けられ、一般的な保存療法で改善しなかった痛みが改善されたとの報告もあることから、今後の発展が期待されている治療です。
PRP療法 の手順 (所要時間は30分程度です)
- 採血：1キット約11mlの血液を採取します。
- PRP分離：採取した血液の遠心分離を行い、PRPを抽出します。この間、患者様は待合室にてお待ちください。（20分程度）
- 施術：患部へPRPを注入していきます。場合によっては超音波を用いながら穿刺し、注入していきます。
PRP療法 料金
自費診療となり、下記治療費がかかります。
- 治療費：39,600円（税込）
治療を受ける方法
- 希望の方はまず受診して下さい。
適応・不適応の判断のため事前に検査が必要です。 - PRP療法をご希望の方は、原則火曜日午後の予約制にて対応するため、受付でお申し込み下さい。
しばらくは完全予約制といたします。詳しくは受付にてお尋ねください。
